人間やめらんない

ある風景を見たとき、ある匂いを嗅いだときに同時に出てくるイメージってあるじゃないですか。懐かしくなったり、はたまた全然脈絡のないものだったり。

それってなんなのかずっと気になってるんですよ。

そのイメージのせいで現実に集中できなかったりしませんか?

行ったこともない風景がふわっと浮かんだり、そのイメージを必死で追うんですけどすぐに消えて思い出せなくなるんですよね。

自分の脳の中であ、これここに似てるってなってひっぱってくるんでしょうけどそれが漠然とした風景の断片であることが多くて、それが浮かぶとふわっと安心したりするんですよね。

最近わかったのは小さいときに見た絵本や映画の断片だったり何かに書いてあるイラストの断片だったりするのかもなってこと。息子がよく電気を見ている姿を見てよく出てくる光のイメージは電気だったんだなって思って、小さいときに知覚したものが大人になって途切れ途切れでフラッシュバックしてるんじゃないだろうかと。

口の中の風景はまた違くて舌ベロが見た口の中の形をまるで目で見ているかのようにある風景として夢で見ていたんですけど、知覚で置き換えているってことですよね。

それがもう面白くて面白くて人間辞めらんないですよ。ほんと。

私の中でこういう曖昧な人間の部分を絵とかで形にしていけたらいいなと思っております。

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